年報
第16集『分権・合併・ローカルガバナンス―多様化する地域』(2004.5)
特集:分権・合併・ローカルガバナンス――多様化する地域
「平成の大合併」の地域的背景――都市間競争・「周辺部」再統合・幻視される広域圏―― 町村 敬志
問題解決過程に見る「地域の多様化」――震災復興の事例から―― 清水 亮
地域づくりの新しい風 若松 進一
今日の地域社会研究の論点をめぐって――開発と合併の研究史を振り返って―― 吉野 英岐
論文 生活資源を活用した地域特産品――熊本県南小国町の味噌作りの事例から―― 舩戸 修一
岩手県釜石市における企業城下町の成立――普通選挙制度の普及と労務管理の再編成―― 高木 俊之
住民運動の制度化――橋本市の産廃処理場問題から―― 杉本 久未子
町内会とNPOの交差によるまちづくりの可能性――高浜市の「NPOたかはま」を事例として―― 石原 紀彦
「社区」と「社団」――「社区服務」と「社区建設」が開く中国民間非営利組織の活動空間―― 李 妍えん
自編著紹介 渡戸一郎・広田康生・田嶋淳子編著 『都市的世界/コミュニティ/エスニシティ ――ポストメトロポリス期の都市エスノグラフィ集成』明石書店 渡戸 一郎
岩崎信彦、ケリ・ピーチ、宮島喬、ロジャー・グッドマン、油井清光編  『海外における日本人 日本のなかの外国人――グローバルな移民流動とエスノスケープ』昭和堂 岩崎信彦
Naoki Yoshihara and Raphaella D.Dwianto (eds.), Grass roots and the Neighborhood Associations: on Japan's Chonaikai and Indonesia's RT/RW, Grasindo 吉原 直樹
書評 三村浩史・リムボン『町衆企業とコミュニティ』高菅出版 山本賢治
広原盛明編『開発主義神戸の思想と経営』日本経済評論社 森反章夫
鈴木敏正編『社会的排除と「協同の教育」』御茶の水書房 佐藤恵
山下祐介・菅磨志保『震災ボランティアの社会学』ミネルヴァ書房 辻勝次
吉原直樹『都市とモダニティの理論』東京大学出版会 古城利明
園田恭一『社会福祉とコミュニティ』東信堂 松村直道
加藤政洋『大阪のスラムと盛り場』創元社 西村雄郎
佐藤慶幸『NPOと市民社会』有斐閣 黒田由彦
秋元律郎『現代都市とエスニシティ』早大出版部 藤田弘夫
山崎丈夫『地域コミュニティ論』自治体研究社 築山秀夫
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編集後記
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