年報
第13集「市民と地域 ―自己決定・協働、その主体―」(2001) 表紙写真
第25回地域社会学会記念大会特集
特集:市民と地域 ―自己決定・協働、その主体―
[記念講演] 聴くことの社会学   アルベルト・メルッチ
(新原道信訳)
1
【解説】聴くことの社会学のために
―2000年5月の「賭け(progetto)」の後に―
新原道信 15
[課題論文] 地域社会における新たな主体像をめぐるアプローチの可能性と課題
―第25回大会シンポジウム「市民と地域 ―自己決定・協働、その主体―」をめぐって―
清水洋行 20
市民の複数性
―今日の生をめぐる〈主体性〉と〈公共性〉―
似田貝香門 38
市民計画の合意方法
―協労と自己決定としてのワークショップ―
鳥越暗之 57
シンポジウム点描 ふつうの道を行ってみる 立岩真也 77
論文 「労働」概念の再考とサブシステンス経済
―阪神淡路大震災における被災地ボランティアの活動展開から―
西山志保 97
障害者の〈自立〉とその支援 佐藤恵 115
C・オッフェのポスト福祉国家への視角
―地域内循環をめぐって―
斉藤綾美 133
町内会のリストラクチャリング
―松本市蟻ヶ崎西区の事例を通して―
築山秀夫 147
つくられる「伝統行事」
―須賀川松明あかし―
岡夕記子・
初沢敏生
169
韓国における政治改革運動の資源動員構造
―2000年総選市民連帯の落選運動を事例として―
春木育美 187
ビューポイント 住民運動と都市社会運動の間 橋本和孝 205
グローバリゼーション、ローカリテイ、空間性 下村恭広 210
書評 有末賢著『現代大都市の重層的構造 ―都市化社会における伝統と変容―』ミネルヴァ書房 横田尚俊 216
庄司興吉著『地球社会と市民連携 一散動期の国際社会学へ―』有斐閣 貝沼洵
山本努・徳野貞雄・加来和典・高野和良著『現代農山村の社会分析』学文社 吉野英岐
角野幸博著『郊外の20世紀 ―テーマを追い求めた住宅地―』学芸出版社 山根伸洋
倉田和四生著『防災福祉コミュニティ ―地域福祉と自主防災の統合―』ミネルヴァ書房 藤井達也
田嶋淳子編『上海 甦る世界都市』時事通信社 町村敬志
店田廣文著『エジプトの都市社会』早稲田大学出版部 熊田俊郎
戴エイカ著『多文化主義とディアスポラ』明石書店 文貞實
松田素二著『抵抗する都市』岩波書店 有末賢
『地域社会学会年報』総目次 237
著者索引 246
活動記録 248
投稿規定 250
編集後記 251
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