第35集『新型コロナ禍の中の「移動」と地域社会』（2023.5） 特集：新型コロナ禍の中の「移動」と地域社会 解題 丸山真央 「移動社会」の特徴とコロナ禍によるその変質 徳田剛 新型コロナウイルス感染症の影響による国内移動（モビリティ）の変容―関係人口を中心に― 田中輝美 過疎地域における外国人技能実習生と受け入れ企業の相互依存関係―コロナ禍における国際移動の制限がもたらしたものとは何か― 二階堂裕子 自由投稿論文 現代中国における都市化と農村開発の交錯―「城中村」における地域ブランド戦略に着目して― 江世君 都市住環境の再生における市民事業と社会的銀行の役割―ドイツ・ライプツィヒ市のハウスプロジェクトとGLS銀行の取り組みより― 山岸達矢 災害展示をめぐる合意形成過程―石巻市大川地区の事例から― 中島みゆき 自著を語る 『日本の農村――農村社会学に見る東西南北』（ちくま新書　2021年）、『東アジアの農村――─農村社会学に見る東北と東南』（筑摩選書　2022年） 細谷昂 書評 田中輝美著『関係人口の社会学――人口減少時代の地域再生』（大阪大学出版会　2021年） 中澤秀雄 三井さよ著『ケアと支援と「社会」の発見――個のむこうにあるもの』（生活書院　2021年） 猪熊ひろか 高木竜輔・佐藤彰彦・金井利之編著『原発事故被災自治体の再生と苦悩―――富岡町１０年の記録』（第一法規　2021年） 松井克浩 吉原直樹著『モビリティーズ・スタディーズ――体系的理解のために』（ミネルヴァ書房　2022年） 三浦倫平 阪口毅著『流れゆく者たちのコミュニティ――新宿・大久保と「集合的な出来事」の都市モノグラフ』（ナカニシヤ出版　2022年） 武岡暢 松宮朝著『かかわりの循環――コミュニティ実践の社会学』（晃洋書房　2022年） 石田光規 文貞實著『ライフ・トークの社会空間――1990〜2000年代の女性野宿者・在日朝鮮人・上安定労働者』（松籟社　2022年） 内田龍史 鳥越皓之・足立重和・谷村要編著『コロナ時代の仕事・家族・コミュニティ――兵庫県民の声からみるウィズ／ポストコロナ社会の展望』（ミネルヴァ書房　2022年） 大倉健宏 丸山康司・西城戸誠編『どうすればエネルギー転換はうまくいくのか』（新泉社　2022年） 木村至聖 書評リプライ 猪熊ひろか氏の書評に応えて 三井さよ 第16回（2022年度）地域社会学会賞の受賞作の発表・講評・受賞者の言葉 地域社会学会・学会活動の記録（2022年度） 投稿規定・執筆要領・著作権規定 編集後記